Mother

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絶え間なく鉄を産み出す製鉄所の中核施設、高炉は母胎にも例えられることも。「鉄は生きものだ」。先端技術で世界のトップを謳う日本の鉄鋼業ですら、そんな言葉が聞こえてきます。物を生きていると捉える感覚は極めて日本的。敬いと謙虚さにより、炉や鉄のわずかな変化も気づいて受け入れ、目標値へ近付ける努力をしています。

無機質で美しい鋼板の背後にある、繊細な母と向かい合う技術者たちの格闘を我々は知りません。匠による「技術や精神性の継承」と当時の町の様子などを通じて、日本の高度経済成長とは何だったのかを見つめ直しました。

2019年1月、写真集(赤々舎刊)発売予定

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