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時の地層
高度経済成長の時代に、誰がこの未来を予測したでしょう。成長により得るもの、失うもの、変わらずに残り続けるもの。「各世代が背負うもの」を見出そうと、ありふれた風景から歴史をのぞき込みます。
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かぜとつちと
自然は人間が操るものではなく、コミュニケーションの相手。豊かでひそやかな風土の流転は時には厳しく。生物の多様性や復元力が育まれるのは、土(守る力)と、風(変える力)が摩擦する場所なのだから。
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MOTHER
製鉄所の中核設備である高炉は、鉄を生み出す装置として母体に例えられます。技術者たちは「鉄は生きものだ」と考え、高度成長期から培った技能の継承に力を注ぎ、美しい鋼を生産しています。
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Hands to a Mass
日本を代表する産業である自動車。万を超すといわれる部品を高精度で安価に供給できるのは、「金型」と呼ばれる装置があるからこそ。町工場の金型職人の手には、繊細さがにじみ出ていました。
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Touch the forest, touched by the forest.
人間と自然をつむぐ病院のドキュメント。日本の医療機関は閉鎖的と言われがちですが、北海道には、周囲の森林を生かし開かれた病院づくりをする精神科があります。
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A woman meets
a shrine.日本の美の観念は姿勢やしぐさに宿り、むしろ外国人によってそのことに気づかされます。ドイツ人留学生の巫女体験を受け入れた京都の天満宮で美意識を新たにしました。
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Aging, so what?
老いと記憶の確かさ、あいまいさ。誰しもいつか通りうる道に逆らわず受け入れて生活する人たち。東京で、ひと・もの・まちそれぞれにまつわる記憶のエピソードを掘り起こします。